警察官の自転車についている透明な筒の正体

街でよく見かける警察官の自転車を見ていて、前輪の左右に付いている透明な筒のような物体がとても気になっていました

調べてみると、これは警察官にとって交通整理用の重要な装備を収納するケースでした!

1. あの透明な筒は赤色灯の収納ケース?

警察官の自転車についている透明な筒は、「赤色灯」と呼ばれる棒状の懐中電灯を収納するためのケースです。

この赤色灯は交通整理や車両誘導などで使用される赤い光を放つ棒のことで、別名では「誘導棒」と呼ばれています。

透明な筒はアクリル製で作られており、移動中に赤色灯をサッと出し入れできるよう工夫されています。

この筒があることで警察官は片手運転をしなくて済むため、安全面でも優れた設計になっています。

インターネット上では親しみを込めて「ライトセイバー」という通称でも知られているようですね。

たしかに見た目が似ているかもしれません。

2. なぜ左右両方に設置されているの?

多くの警察官の自転車では前輪の左右両方にこの透明な筒が設置されています。

これは複数の装備を効率よく収納するための工夫で、片方には赤色灯、もう片方には他の装備品を入れられるようになっています。

左右に分けることで、警察官がどちら側からでもアクセスしやすい仕組みでした。

緊急時の対応でも、必要な装備をすばやく取り出せるよう配慮された実用的な設計といえるでしょう。

赤色灯の特徴

交通整理や車両誘導で使用される棒状の懐中電灯で、赤い光を放って夜間でも視認性を高める重要な装備品。

実際の赤色灯は全長約50センチほどの大きさで、点灯機能があるタイプが主流となっているようです。

現在は点滅するタイプが多く使用されています。

3. 昔は警棒も収納できた?

実は以前、この透明な筒には警棒も収納することができました

しかし現在はアルミ合金製の伸縮式タイプに変更されたため、警棒の収納には使用されていません。

昔の警棒がちょうど入るサイズに設計されていたものの、現在の装備には対応していないということのようです。

現在この筒に収納される主な装備品ですが、

・赤色灯(誘導棒)
・懐中電灯
・さすまた(一部の自転車)
・その他の誘導用具

こんな感じでサクッと収納されているようです。

一部の白チャリでは、この筒に「さすまた」を収納しているケースもあるという情報もありました。

4. なぜ透明な素材を使っているの?

収納ケースに透明な素材が使われているのには実用的な理由があります。

まず、中身を一目で確認できることです。

緊急時に素早く必要な装備を取り出すため、透明な素材により中身を瞬時に判断できるのは大きなメリットでした。

また、透明であることで市民に対しても安心感を与える効果もあります。

何が入っているかが分かることで、不安に感じることもなくなるというわけです。

透明ケースを使う理由

1. 中身を瞬時に確認できる
2. 緊急時の道具取り出しが迅速
3. 市民への安心感の提供
4. 夜間の視認性向上

さらに、夜間や薄暗い時間帯には、車のヘッドライトなどの光が透明なケースに反射して、警察官の存在を知らせる効果も期待できるのです。

まとめ

警察官の自転車についている透明な筒は、赤色灯(誘導棒)をはじめとする業務用装備の収納ケースでした。

一見すると何の変哲もない筒に見えるものの、警察官の日常業務を支える大切な装備の一部だったのです。

街で警察官の自転車を見かけた際は、あの透明な筒の中にどんな道具が入っているのか、ちょっと注目してみるのもおもしろそうですね!