駐禁取り締まりの「緑のおじさん」は正社員?年収を調べてみた

街でよく見かける緑の制服を着た「駐車監視員」、通称「緑のおじさん」!

あの人たちの雇用形態や給料って、どうなってるんでしょうか。

正社員なのかアルバイトなのか、そしてどれくらい稼いでいるのか、気になって調べてみました!

1. 「緑のおじさん」の正体は何者?

あの緑の制服を着た2人組は「駐車監視員」という正式な名称があります。

2006年から始まった制度で、違法駐車の取り締まりを行っているんですね。

彼らは警察官ではありません。

民間の警備会社に所属している人たちなんです。

警察から業務委託を受けた警備会社の社員やアルバイトが、この仕事をしています。

「みなし公務員」という特別な立場で働いていて、駐車違反の確認や標章の取り付けという重要な役割を担っているのが特徴です。

2. 正社員として働いている人はどれくらい?

駐車監視員の雇用形態を調べてみると、契約社員やアルバイトでの雇用が中心になっています。

正社員での募集もありますが、全体から見ると少数派という感じですね。

主な雇用パターンがこちらです。

・契約社員での雇用が多数
・アルバイト・パートタイム勤務
・一部で正社員採用もある
・週3~5日のシフト制が主流

これには理由があって、警察から企業への業務委託契約が1年単位になることが多いためです。

契約が更新されない可能性を考えると、どうしても非正規雇用が中心になってしまうんですね。

駐車監視員の雇用形態

大部分が契約社員やアルバイト。正社員採用は一部の大手警備会社で行われているものの、全体から見ると少数派です。

3. 給料はどれくらいもらえるの?

駐車監視員の給料について、最新の求人情報を調べてみました。

一般的には日給1万円から1万2千円程度が相場になっています。

正社員として働く場合は月給25万円以上という条件の会社もあります。

ただし、そういった会社は競争率も高めです。

年収に換算すると、アルバイトや契約社員の場合で200万円から300万円程度という感じになりそうですね。

経験者と未経験者でも若干の差があり、経験者の方が高い日給設定になっているところもあります。

4. 給料は歩合制なの?

よく「駐車違反を取った数で給料が決まるんじゃないか」という話を聞きますが、固定給制のところがほとんどでした。

取り締まり件数によって給料が変わる歩合制ではなく、決まった日給や月給をもらう形になっています。

これは公正な取り締まりを行うためでもあるんです。

給料の支払い方法

1. 日給制(1万~1万2千円程度)
2. 月給制(正社員の場合25万円~)
3. 時給制(一部のパート勤務)
4. ほとんどが固定給制

5. 働く環境や条件はどうなってる?

駐車監視員は基本的にシフト制で働いています。

朝8時頃から夜9時頃まで、場所によっては深夜勤務もあるようです。

土日祝日も関係なく仕事があるのが特徴的ですね。

通勤・通学時間帯は特に忙しくなります。

働く環境について調べてみると、こんな感じでした。

・シフト制での勤務(週3~5日)
・土日祝日も出勤あり
・実働8時間程度
・2人1組での業務
・社会保険完備の会社が多い

資格取得支援制度を設けている会社も増えているみたいです。

未経験でも始められるよう、サポート体制が整っているところが多いのは良い点ですね。

まとめ

「緑のおじさん」こと駐車監視員は、正社員よりも契約社員やアルバイトとしての雇用が圧倒的に多いことがわかりました。

給料は日給1万円から1万2千円程度が相場で、年収にすると200万円から300万円程度になります。

歩合制ではなく固定給制なので、取り締まり件数に関係なく安定した収入が得られるのは良い点ですね!